本記事では、プログラミング学習に必須とされる「プログラミングノート」についてまとめていきます。
プログラミング初学者の方にやりがちなのが、プログラミングの書き方を全て頭の中にインプットし、何も見ないでコードを書こうとする人がいます。
これ実はNGです。
何がNGなのかというと、プログラミングの書き方を全て覚えようとする行為が間違いです。
プログラミングというのはいわば「言語」になります。プログラミングの書き方を全て覚えるということは、言い換えるならば「日本語の国語辞典を全て覚える」のとほぼ同じです。
幼少期からプログラミングに触れてきた人は、普段我々が日本後で作文するようにコードを書けるのかもしれませんが、そんな人は稀です。
ではどうすればよいでしょうか?
答えは、「プログラミングノートを作る」です!
プログラミングノートを作る必要性はわかったけど、具体的にどのように作れば良いの?
そんな疑問に答えていきたいと思います。
結論としては「Boostnoteというメモアプリを使え!」です。
どういうことかを以降まとめていきます。
【NG】手書きのプログラミングノートは作るな
いきなりですが、プログラミングで手書きのノートを作るのはやめましょう!
参考ですが以下のYoutubeを御覧ください。寺田有希さんがプログラミング学習の様子に密着した動画です。
堀江さんが動画の4:30付近で「プログラミングは覚えるもんじゃない。」とおっしゃってますね。
大事なのはプログラミングの書き方ではなく、「プログラミングでどのようなことができるのか」というのを理解することです。
例えば、「1000個あるエクセルのデータの先頭に”パソコン”っていう文字列を追記する」という作業があった時に、「それならPythonでエクセルデータをJupyternotebookで読み取ってfor文で一括処理できそうだな」という発想を持てるようになるイメージです。
では細かいコードの書き方はどうするのかというと、これから紹介するプログラマ向けのメモツールにまとめておけば良いのです。
Google検索してコードの書き方を確認しても良いですが、プログラミングノートのほうがすぐに情報を引き出せます。
繰り返しになりますが、プログラミング学習において手書きのノートを作るのはやめましょう!
プログラミング学習で最適なメモツール:「Boostnote」
プログラミング学習をする上で使うべきメモツールは、Boostnoteというプログラマのために作られたメモアプリツールです。
なぜBoostnoteなのかのポイントを整理します。
Boostnoteがおすすめな理由
- 検索機能が付いている
- ドラックアンドドロップで画像を挿入できる
- クラウド同期が可能であり複数デバイスからメモ編集できる
Boostnoteの特徴①:検索機能
忘れてしまった情報を瞬時に見つけ出してくれる「検索機能」が優秀です。
Boostnoteの左上の検索欄に書き方を知りたいコードや関連ワードを入力するだけで、関連するメモを瞬時に出力してくれます。
Boostnoteの特徴②:ドラックアンドドロップで簡単に画像を挿入
文章だけでなく図や画像も簡単に挿入することが可能です。
例えば以下の画像のようにデスクトップ上にある女性のイラスト画像があるとします。
右側にある画像をマウスを使ってドラックアンドドロップするだけで、Boostnoteに反映することができます。
これを活用することで例えば、動画教材で気になった箇所をスクリーンキャプチャしてBoostnoteに入れ込むことができます。
Boostnoteの特徴③:クラウドストレージと同期させ複数デバイスで編集/参照できる
またGoogle Driveといったクラウドストレージと同期させることで、別々のPCで一つのメモを同時に編集したり参照することが可能です。
設定方法は他のブログ記事で詳しく解説がされていますのでそちらを参照いただければと思います。
>> Boostnote内のデータをクラウド上に同期する方法
いつでもどこでもメモを参照することができれば、電車などの移動時間にプログラミングの勉強もできて効率的かと思います。
プログラミングノートアプリ「Boostnote」のダウンロード方法
Boostnoteのダウンロードは、実は最新版のものよりも、Githubからダウンロードできる旧版のもののほうがシンプルで使いやすいです。
私以外の方も同様の意見でした。
下記のリンクからダウンロードできます。
Releases · BoostIO/boost-releases · GitHub
Windowsの方は、BoostnoteSetup.exeというリンクからダウンロードすればOKです。
Macの人は、Boostnote-mac.dmgというリンクからダウンロードすれば導入できるでしょう。
まとめ: プログラミングノートは「Boostnote」がおすすめ
プログラミングノートとして本記事では「Boostnote」を紹介しました。
このBoostnoteに、プログラミングのコード、遭遇したエラーそしてブラウザ画面などをまとめておくことで、「あのプログラミングの書き方ってどうだったっけ?」という時にすぐに情報を見つけられます。
繰り返しになりますが、プログラミングのコードの書き方を全て覚える必要はありません。
大事なのは、「プログラミングで何ができるようになるのか」を抑えておくことです。
細かいコードの書き方は、Boostnoteにまとめたプログラミングノートに全て書き込んでしまえばOKなのです。
Boostnoteの導入方法や詳しい使い方については以下のQiitaの記事によくまとまっているので、こちらを参照してください。
【2020年版】Boost Noteの使い方 – Qiita
本記事ではBoostnoteを紹介しましたが、メモアプリはBoostnote以外にもあります。
ご自身が使いやすいツールを使えば良いと思いますが、大事なのは”思い出したい情報をすぐに取り出せる”ことが大事だとおもいます。
ぜひ、効率的にプログラミングを学んでいただければと思います。
コメント