『デイトラ』のRuby on Railsの講座の評判が知りたい。あと、デイトラでエンジニアとして転職とか出来るのかな??
こんな疑問に答えていきます。
実はデイトラの評判はとても高く、転職を成功させた方も多く存在します。
なぜなら、デイトラは単純にプログラミングを教えるだけのスクールではなく、課題やエラーに対する考え方、チームで働くために必要な質問力、そして就職活動の際に注意すべきことまで教えてくれるからです。
10年目の現役エンジニアである私から見ても、デイトラのカリキュラムは洗練されており価格以上の価値を得られると思っています。
この記事では、デイトラのRuby on Railsコースの評判や学べる内容から割引情報、そして他スクールと比べてどうなのかをまとめました。
この記事を読むと、あなたに最適な買い切り型プログラミングスクールが何かを把握することができるでしょう。
結論ですが、「デイトラは忙しい毎日を過ごしながらもエンジニアとして独り立ちしたい気持ちが強い人」におすすめです。
Twitter上の評判も良いものばかりで、Ruby on Railsコースの受講者限定で転職支援サービスも用意されており、エンジニアとして就職・転職されている方が多く存在することがわかりました。
関連記事:デイトラの就職支援で就職・転職できる企業は?【実受講者の実体験をもとに解説】
関連記事:デイトラWeb制作コースの評判は?悪評を徹底調査
関連記事:デイトラの前にProgateで学ぶべきか?【Progate不要パタン有り】
関連記事:デイトラのおすすめコースは?【職種と年代別で解説】
関連記事:スキルハックスとデイトラを比較【結局どっちが良いか実受講者が解説】
関連記事:デイトラで学べば副業で稼げるようになるのか?
デイトラとは何か
『デイトラ』とは、”1日1題90日でプロのWebスキルと手に入れる”ことを目指したスクールです。
スクール名である「デイトラ」は「day trial」の略です。
年間受講者数は、8,000人を超えており、デイトらをきっかけにエンジニア転職に成功した人、フリーランスとして独立した人も沢山いらっしゃいます。
デイトラのRuby on Railsコースの評判
デイトラのRuby on Railsコースの評判を見ていきます。
Web系会社への転職やインターン参加に成功している方がいらっしゃいます。
空き時間に学習をすすめることが出来る点も好評です
サポートが充実していることがわかります
デイトラのRuby on Railsコースの概要
学習言語 | HTML/CSS, Bootstrap, Ruby, Rails, AWS, Git/GitHub, JavaScript, Heroku |
受講形式 | 完全オンライン |
期間 | 90日間200時間の学習時間を目安。(カリキュラムの閲覧期限制限なし) |
サポート | 1年間メンターに質問し放題 専用Slackコミュニティにて交流可能(毎日13時〜23時) 不定期でウェビナーやオフライン勉強会がある |
講師 | 現役のフリーランスエンジニア |
転職サポート | なし。 ただし、Railsコースの上級編まで到達した方限定で、転職サポートが受けられる。(転職サポートは、10万円で無期限サポートが受けられる) |
料金 | ¥99,800 |
デイトラのRuby on Railsコース受講者限定で転職サポートが受けられる
デイトラのRuby on Railsコースに転職保証はありませんが、上級編まで到達した方限定で、転職サポートを受ける権利が与えられます。
デイトラの転職サポートの内容は以下のとおりです。
デイトラの転職サポートの内容
- マンツーマンで60日で第一志望企業から内定獲得を徹底サポート
- 応募開始から4ヶ月経過後、内定が1社も出なければ全額返金
- 内定獲得まで無期限で何度でも利用可能
- 職務経歴書の添削、Wantedlyの添削、志望動機の添削、面接の回答添削、個別の面接練習、企業研究サポート、個別のキャリア相談、週次のメンタリング、自己分析サポート
デイトラのRuby on Railsコースのカリキュラムと制作物
デイトラのRuby on Railsコースは、以下の3つに分かれております。
- Ruby on Railsコース初級編
- Ruby on Railsコース中級編
- Ruby on Railsコース上級編
各コースごとの詳細なカリキュラムの内容と制作物についてまとめます。
デイトラのRuby on Railsコース初級編
デイトラRuby on Railsコース初級編の内容
- HTML・CSS基礎編
- DAY 1はじめに
- DAY 2HTMLのタグを書いてみよう
- DAY 3CSSを書いてみよう
- DAY 4環境構築をしよう!
- コーディング練習編
- DAY 5ゼロからサイトを作ってみよう①
- DAY 6ゼロからサイトを作ってみよう②
- DAY 7ゼロからサイトを作ってみよう③
- DAY 8HTML/CSSコーディング復習①
- DAY 9HTML/CSSコーディング復習②
- Bootstrap学習編
- DAY 10Bootstrapの基本を学ぼう①
- DAY 11Bootstrapの基本を学ぼう②
- DAY 12Bootstrapでサイトを作ろう
- DAY 13Bootstrap復習①:自力でBootstrapサイトを作ってみよう
- DAY 14Bootstrap復習②:デイトラ簡易版サイトをBootstrapで書き直してみよう
- ポートフォリオ作成編
- DAY 15HTMLテンプレートを使ってみよう+自分のポートフォリオサイトを作ろう①
- DAY 16自分のポートフォリオサイトを作ろう②
- JavaScript・jQuery学習編
- DAY 17JavaScriptの基本文法を学ぼう①
- DAY 18JavaScriptの基本文法を学ぼう②
- DAY 19Web制作初心者のためのjs基礎講座(DOM操作)
- DAY 20jQueryを学ぼう
- DAY 21【調べながら実装しよう】jQuery実践課題①
- DAY 22【調べながら実装しよう】jQuery実践課題②
- Sass学習編
- DAY 23CSSの上位互換!Sassを学習しよう
- DAY 24デイトラ簡易版サイトのCSSをSassで書き直してみよう
- Ruby学習編
- DAY 25Rubyの基本を学ぼう ー 変数とメソッド
- DAY 26Rubyの基本を学ぼう ー 条件分岐と繰り返し表現
- DAY 27Rubyの基本を学ぼう ー Classについて
- DAY 28Rubyの基本を学ぼう ー クラスへの理解を深めよう
- DAY 29実務でよく出てくるRubyの知識を身につけよう
- DAY 30記事検索ミニアプリを作ろう!
Day1〜Day24までは、デイトラのWeb制作コースと同様の内容となってます。
初級編で作成される主な制作物は、『ポートフォリオサイト』です。
受講者の方が実際に作成したポータルサイトがTwitterで見つかりました。デイトラのRuby on Rails初級編を学ぶと、デザインがシンプルで色も統一感のあるスッキリとしたサイトが作成できます。
また、最後のDay 30.では、Rubyを用いて記事検索ミニアプリを作成します。具体的には、RubyでQiitaのREST APIを叩き、Qiitaから記事情報を取得して必要な情報を抽出する方法を学びます。
この方法を学ぶと、たとえば仮想通貨の情報を取得するAPIを用いて、自動で売買取引を行うアプリも作成できるようになります。
Rubyで仮想通貨の自動売買に興味がある方は以下のUdemyのコースをご確認ください
デイトラのRuby on Railsコース中級編
デイトラRuby on Rails中級編の内容
- Webの基本編
- DAY 1Webの基本を学ぼう
- DAY 2GitとGitHubについて学ぼう
- DAY 3UNIXコマンドについて学ぼう
- DAY 4SQLについて学ぼう
- Railsの基礎編
- DAY 5Railsとは?目標物の確認と開発環境の用意
- DAY 6RailsでWebサイトを作ってみよう
- DAY 7ActiveRecordを使ってみよう!
- DAY 8Webサイトのデザインを整えよう
- CRUDアプリ編
- DAY 9CRUD機能を作ってみよう ー 記事の表示①
- DAY 10CRUD機能を作ってみよう ー 記事の表示②
- DAY 11CRUD機能を作ってみよう ー 記事の投稿①
- DAY 12CRUD機能を作ってみよう ー 記事の投稿②
- DAY 13CRUD機能を作ってみよう ー 記事の更新
- DAY 14CRUD機能を作ってみよう ー 記事の削除
- DAY 15CRUD機能を作ってみよう ー Railsの様々な機能を使ってみよう
- Railsの重要概念
- DAY 16開発しやすい環境を作ろう + Railsの思想を学ぼう
- DAY 17ActiveRecordの機能を知ろう
- DAY 18Validationについて
- ユーザ認証の実装編
- DAY 19ユーザ認証機能を作ってみよう
- リレーション学習編
- DAY 20ユーザと記事を紐付けよう①
- DAY 21ユーザと記事を紐付けよう②
- DAY 22記事にコメントしよう
- DAY 23ユーザのプロフィールページを作ろう①
- DAY 24ユーザのプロフィールページを作ろう②
- DAY 25記事に「いいね」しよう + 記事にアイキャッチを設定しよう
- デプロイ編
- DAY 26デプロイしてサービスを公開しよう
- TODOアプリ開発編
- DAY 27最終課題 ー TODOアプリを作ろう①
- DAY 28最終課題 ー TODOアプリを作ろう②
- DAY 29最終課題 ー TODOアプリを作ろう③
- DAY 30最終課題 ー TODOアプリを作ろう④
デイトラのRuby on Rails中級編では、本格的にRailsを用いてWebアプリの作り方を学んでいきます。
中級編で作成される制作物は、『ToDoアプリ』です。
実際に受講者の方が作成したToDoアプリが見つかりました。
CRUD(Create, Read, Update, Deleteの4つの基本要素)処理の実装方法から、モデルの紐付けといったRailsの基本的な実装スキルを学ぶことができます。
中級編のカリキュラムを見て良いと思ったのは、GitとGitHubのレクチャが含まれている点です。Gitとはプログラムのソースコードの変更を管理するシステムで、GitHubはソースコードを管理するプラットフォームサービスです。
Web系企業では、まず間違いなくGitとGitHubを使用します。
後半の「デイトラのRuby on Railsコースと他スクールとの比較」でも紹介しますが、買い切り型の完全オンラインプログラミングスクールでGitのレクチャーが含まれているのは珍しいです。
これだけでもデイトラを受講する価値はあるかと思います。
デイトラのRuby on Railsコース上級編
デイトラRuby on Rails上級編の内容
- Rails発展編
- DAY 1エディターの改善を行おう
- DAY 2フォロー機能①
- DAY 3フォロー機能②
- DAY 4タイムラインを実装しよう
- Ajax編
- DAY 5Ajaxについて理解しよう
- DAY 6AjaxとAPIの関係を学ぼう
- DAY 7Ajaxでコメントを投稿しよう!
- DAY 8非同期処理とHTTPステータスコード
- 非同期処理
- DAY 9メール送付とコールバック
- DAY 10Sidekiqで非同期処理
- Railsのその他の機能
- DAY 11rake task + 国際化
- DAY 12ルーティング(発展)
- テスト
- DAY 13テストを書いてみよう
- DAY 14request specを書こう
- DAY 15system specを書こう
- セキュリティ
- DAY 16Railsのセキュリティについて学ぼう
- 一般技術
- DAY 17読みやすいコードの書き方を覚えよう
- 最終課題
- DAY 18instagram風アプリを開発しよう① ユーザ認証
- DAY 19instagram風アプリを開発しよう② 画像投稿機能
- DAY 20instagram風アプリを開発しよう③ コメント機能
- DAY 21instagram風アプリを開発しよう④ フォロー機能
- DAY 22instagram風アプリを開発しよう⑤ テスト
- DAY 23instagram風アプリを開発しよう⑥ デプロイ
- カリキュラム後の学習
- DAY 24カリキュラム終了後に学習すべき内容
デイトラのRuby on Rails上級編では、転職可能なレベルまで技術力を伸ばすためのレクチャーが用意されています。
Ajaxと呼ばれる非同期処理やテストコードが主なポイントかと思います。
非同期処理というのは、例えばオンラインWebサイトでボタンをクリックした時に、裏の処理が時間がかかる場合は、リクエストの受付をしたことを先行してレスポンスし、裏で重い処理を行いたい場合に実装する技術です。
テストコードは、アプリ側からのリクエストに対してバックエンド側から返ってきてほしいレスポンスを定義するコードです。近年ではテスト駆動形開発(TDD)といって、開発に着手する前にテストコードを作成するスタイルが主流になりつつあります。
近年のトレンドである開発スタイルを考慮したカリキュラムが組まれている点は、開発現場を熟知したフリーランスエンジニアだからできることだと思います。
デイトラのRuby on Rails上級編では、『Instagram風アプリ』を作成します。
具体的にどのようなアプリかを、講師のとだこうきさん(@cohki0305)が公開してくれています。
デイトラのRuby on Railsコースの注意点
デイトラのRuby on Railsコースの注意点は、WindowsのPCでは不可ということです。
デイトラのRuby on Railsコースを受講する場合は、『Macのパソコン』を準備する必要があります。
なお、WindowsのパソコンでもRuby on Railsの開発環境を構築することができますが、講師からのサポート対象外となる可能性が高いので自己責任でお願いいたします。
>> Windows10のPCでRuby on Railsの環境を構築する方法
【注意】デイトラのRuby on Rails講座は、MacのPCでなければいけません。(WindowsのPCは不可)
デイトラのRuby on Railsコースの割引情報
デイトラには割引クーポンが存在します。もし受講を考えている方は、積極的に活用しましょう。
デイトラで割引クーポンを入手する方法
- 友人から紹介してもらう:5,000円割引
- Lineでプロモーションコードを入手する:2,000円割引
- 期間限定のキャンペーンを利用する
- とだこうきさんのインスタグラムをフォローして割引クーポンを受け取る
- お得コースSETで購入する:10,000円割引
詳細については以下の記事を参照してください。
>> 【2021年最新】デイトラ割引クーポンを入手する方法【5つ】
デイトラのRuby on Railsコースと他スクールとの比較
デイトラと同様にRuby on Railsが学べる買い切り型の完全オンラインスクールとして、『SkillHacks』と『RailsHack』があります。デイトラと比較すると、以下の表のとおりとなります。
スクール | HTML/CSS | Bootstrap | Ruby/Ruby on Rails | Git | SQL | アプリ公開 | 買い切りか否か | サポート | 到達レベル | 価格 | リンク |
対象 | 対象 | 対象 | 対象外 | 対象外 | 対象 | 買い切り | 無制限 | 初級レベル | 69,800円(税込) | 詳細を見る | |
デイトラ | 対象 | 対象 | 対象 | 対象 | 対象 | 対象 | 買い切り | 1年間のメンターサポート | 自立した プログラマー | 99,800円 | 詳細を見る |
RailsHack | 対象 | 対象 | 対象 | 対象外 | 対象外 | 対象外 | 買い切り | 無制限 | 初級レベル | 29,800 円 ※早割価格 | 詳細を見る |
このとおり、デイトラは他のスクールに比べて質・量、ともに申し分ありません。
通常、メンター付きのスクールというのは20万円以上するのが普通ですが、10万円以下でこれだけの量を学べるのはコスパが良いと言えるでしょう。
ただし、デイトラのRuby on Railsコースは自走力の強化を重視しているため、分からないことがあった際に自分で解決する気概が必要になります。
いわゆる「ググり力(Googleで調査する力)」と問題解決能力です。エンジニアには必須の知識ではありますが、苦痛に感じる受講者も一定数います。
「素直に答えを教えてほしい。」という方は、難しいと思います。
まとめ:デイトラRuby on Railsコースの評判は良い。転職実績も豊富。
デイトラのRuby on Railsの評判とカリキュラム、そして割引情報や他スクールとの比較と行いました。
デイトラのRuby on Railsの評判は、本記事で紹介したもの含めて良いものばかりです。
事実、他のスクールとカリキュラムの内容やサポート範囲を比較した限り、デイトラは頭一つ抜けてます。
本気でエンジニアとしてのキャリアを歩むのであれば、デイトラは間違いないと思いました。
なお本ブログでは、プログラミングの勉強法やプログラミングスクールに関する情報を発信しています。
デイトラと同様、買い切り型の完全オンラインスクールである『SkillHacks』や『RailsHack』について知りたい方は以下の記事も参照いただければと思います。
>> RailsHack(レイルズハック)の評価・口コミとメリット・デメリットを解説
>> 【実録】SkillHacks(スキルハックス)の評判 | 受講者視点で徹底解説!
コメント