転職できなかったら受講料を全額返金してくれるプログラミングスクールが知りたいな。受講する上で注意すべきポイントも、経験者から教えてほしい。
こんな疑問に対して、これまで100以上のオンラインプログラミング教材やスクールを受講してきた現役エンジニアである私が回答します。
エンジニアとして確実に転職したい場合、転職できなかったら受講料を全額返金してくれるスクールを選択すべきでしょう。
理由はシンプルに、転職できなかったら授業料を全額返金してくれるからです。
ただし、受講する上で年齢制限を設けているスクールや、給付金が活用できないスクールがあるなど注意が必要です。
この記事では、転職できなかったら授業料を全額返金してくれるプログラミングスクールと、受講する際の注意点をまとめます。
この記事を読めば、未経験からエンジニアに転職したい20代〜40代までの方にとって、最適なプログラミングスクールが分かります。
早速、転職できなかったら授業料を全額返金してくれるスクール一覧を以下にまとめます。受講条件と共にまとめるので、確認してくださいね。
ん〜、39歳以下じゃないと転職保証をつけられないのか。
確かに、転職保証は39歳までが上限です。しかし、転職保証はないものの40代未経験の方がエンジニア転職を成功させたスクールもあります。
詳しくは記事の後半でまとめますね。
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プログラミングスクールの『転職保証』とはなにか
プログラミングスクール業界で一般的に言われている『転職保証』とは、”指定されたコースを受講した上で、転職できなかったら授業料を全額返金する保証”です。
似たような言葉で、『転職”支援”』があります。
『転職”支援”』は、転職先企業の紹介や履歴書作成・面接などのサポートのみを提供したサービスであり、転職できなかったら受講料を全額返金するものではありません。
「転職保証」は返金保証が付いていて「転職支援」は返金保証が付いていない点に注意だね。
転職保証が付いているプログラミングスクール一覧
すでに本記事の冒頭で紹介しましたが、「結局どのスクールが良いの?」という疑問をもたれていると思います。
そんな方のために、より詳細に各スクールを比較の上、どのスクールがおすすめかを述べます。
結論を述べると、学習する言語にこだわりがないなら、『テックアカデミー』がおすすめです。
なぜならテックアカデミーは、カリキュラム終了後も無期限で教材を閲覧することが可能で、専門実践教育訓練給付制度の対象でありコスパが良いからです。
スクール名 | 転職保証内容 | 年齢制限 | 受講形態 | 講師 | 学習サポート | 転職成功率 | 学習内容 | 専門実践教育訓練給付金制度 | 教材の閲覧期限 | 料金(税込) | 公式ホームページリンク |
DMM WebCamp | 転職が決まらなかった場合は、 受講料を全額返金 | 30歳未満 | オンライン or 通学 | 専属の講師 | 講師に質問し放題 | 98% (所定の学習および転職活動を履行された方に対する割合) | Ruby, Ruby on Railsを活用したWebアプリ開発 | DMM WebCamp Commitの専門技術コースのみ対象 【転職保証が付いている短期集中コースは給付金対象外】 | 一生見放題 | DMM WebCamp Commit短期集中コース:69万800円 | 詳細を見る |
テックキャンプ | 転職が決まらなかった場合は、 受講料を全額返金 | 39歳以下 | オンライン or 通学 | 専属の講師 | 講師に質問し放題 トレーナによる進捗管理やコーチング・メンタリングサポート付き | 99% (2016年9月〜2020年12月末の累計実績かつ所定の学習および転職活動を履行した方を対象とした割合) | Ruby, Ruby on Railsを活用したWebアプリ開発 | テックキャンプエンジニア転職コースが対象 | カリキュラム終了後1年間のみ閲覧可能 | テックキャンプ転職コース:65万7,800円→給付金を活用して実質19万7,340円 | 詳細を見る |
テックアカデミー | 転職が決まらなかった場合は、 受講料を全額返金 | 20歳以上〜32歳以下 | オンライン | 厳しい選考を通過した現役エンジニア | 講師に質問し放題 週2回のマンツーマンメンタリング | 言及なし | Java基礎〜Webアプリ開発、データ解析実践 | エンジニア転職保証コースが対象 | 一生見放題 | 転職保証コース:43万7,800円→給付金を活用して実質13万1,340円 | 詳細を見る |
ポテパンキャンプ | 転職が決まらなかった場合は、受講料を全額返金 | 30歳未満 | オンライン | 経験豊富/有名企業のエンジニア | チャットで講師に質問し放題。開始1ヶ月は週1回のメンタリングサポート | 転職成功者のWeb系開発企業内定率100%(29歳以下の転職サポート実施ユーザ) | Ruby on Railsを活用したWebアプリ開発 | なし | カリキュラム終了後8.8万円(税込)で1ヶ月延長可能 | 440,000円 | 詳細を見る |
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転職保証付きプログラミングスクールの『専門実践教育訓練給付制度』とは
専門実践教育訓練給付金制度は、国(経済産業省と厚生労働省)が認定した講座を、条件を満たす受講者が修了した場合、受講料の最大70%(上限56%)を給付金として支給する制度です。
以下のフローチャートで、あなたが給付金を受け取れる対象かどうかを簡易的に判別できます。対象の方は、『テックアカデミー』か『テックキャンプ』の転職保証付き講座を選択するとお得に学べるでしょう。
上のチャートはあくまで目安です。あなたが間違いなく給付金の対象かどうかや転職保証の対象となるのかどうかは、各スクール無料カウンセリングで確認してください。
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プログラミングスクールの転職保証を利用した人はどうなったのか?
実際にテックアカデミー、テックキャンプ、DMM WebCampを受講して転職された方々の口コミを見てみましょう。
各スクール共に複数社の内定を獲得した受講生を排出してます。
Tech Academy(テックアカデミー)の転職保証を利用した人の口コミ
テックアカデミーのカリキュラムを修了して、複数の会社から内定をいただいている受講生が多く確認できました。
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関連記事:テックアカデミーのAIコースの評判は?【Python3は学習済前提に注意】
Tech Camp(テックキャンプ)の転職保証を利用した人の口コミ
36歳未経験からエンジニア転職を成功された方もいらっしゃいました。
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DMM WebCamp(DMMウェブキャンプ)の転職保証を利用した人の口コミ
【ご報告】
7/1より、都内の自社サービスを展開している企業で
Webエンジニアとして勤務することとなりました。
幾つか内定があったのですが、
最終的に #DMMWEBCAMP さんの紹介先の企業とマッチする部分が多いため、承諾しました。
これまで支えてくださった皆様のお陰です。
引き続き頑張ります。
— yuki (@yuki82511988) June 20, 2020
https://qiita.com/yuki82511988/items/37be28f2486e166fd48f
DMM WebCampを受講し、複数社から内定を獲得している方がいらっしゃいました。
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関連記事:DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ)の評判は?転職実績とメリット・デメリットも解説!
ポテパンキャンプの転職保証を利用した人の口コミ
約2ヶ月間転職活動をして、内定を頂いた会社に転職しました。十数社受けて初めての内定だったので、本当に嬉しかったことを今でも覚えています。Webエンジニアになってから2年半が経ちました。2社ほど転職して、今はDtoCプラットフォームを提供する自社開発企業にいます。キャリアも年収も大幅にあがり、充実したエンジニアライフを送っています。
金融系SIerからエンジニアになってみて – Qiita
未経験からWeb系の自社開発企業に転職したければ、ポテパンキャンプが良いです。なぜならポテパンキャンプは、100以上の自社開発企業と提携しており、受講生は優先的に選考を受けられるからです。
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結局どの転職保証付きプログラミングスクールが良いのか?
特にこだわりがなければ、くりかえしになりますが、カリキュラム終了後も無期限で教材を閲覧できる『テックアカデミー』がおすすめです。
ただし、プログラミングを学んだ後のキャリアの観点では、必ずしもテックアカデミーが良いとは限りません。
どういうことかというと、テックアカデミーで学習する『JAVA』は、案件としては既存の大規模システムやAndroidアプリなどを対象とした仕事が中心になります。
私個人の主観も入りますが、大型案件(大手銀行や大企業の基幹システム)の業務は、リモートではなく常駐先でコードを書く案件も少なくありません。
もし在宅でのリモートワークや柔軟な働き方を望まれる方は、スクール側から提示される会社を素直に応募するのではなく、自分の目で転職先の労働条件などを確認すべきです。
会社の評判は、【転職会議】企業の口コミ・評判・求人が豊富な転職サイトを活用すれば確認できます。
一方、テックキャンプやDMM WebCamp、そしてポテパンキャンプで学ぶ『Ruby/Ruby on Rails』は、クックパッドや食べログといった比較的新しいスタートアップ系企業で広く使われている言語です。
Rubyは、JAVAと比較すると理解しやすい言語で、プログラミング学習で挫折しにくい言語と言えるでしょう。
もしあなたが、確実に挫折を防ぎつつ、スタートアップ企業でスピード感をもちつつ柔軟な働き方を望まれる場合は、テックキャンプかDMM WebCampを選択するのが望ましいです。
そのうえで、自社開発企業への転職にこだわりたい方は、ポテパンキャンプが良いでしょう。
ちょっと複雑になりましたので、簡単にまとめますね。
- 最もコスパが良い転職保証付きプログラミングスクール:テックアカデミー
- JAVAは学習コスト高めなので、粘り強く学ぶ必要あり。案件は、大型開発かAndroidアプリの案件が中心。
- コスパ良くWeb系スタートアップ企業を目指す:テックキャンプ
- 卒業後1年経過すると教材を閲覧することが出来ない点に注意
- Web系企業を目指しつつ卒業後も継続して教材を閲覧して学習したい方:DMM WebCamp
- 給付金の対象ではないので少し高額(しかし、一生最新の動画教材が閲覧できるのでコスパ良きです。)
- Web系自社開発企業への転職にこだわりたい方:ポテパンキャンプ
プログラミングスクールの転職保証の対象外(40歳以上)の場合はどうすればよいか?
結論を述べると、40歳未経験であれば、『RaiseTechのAWSフルコース
『インフラエンジニア』とは、アプリを動かすために必要なサーバーやネットワーク環境の整備・維持管理を専門とするエンジニアです。
主にAmazon Web Service(AWS)と呼ばれるクラウド環境の整備が主な役割になります。
なぜ『インフラエンジニア』がおすすめなのかというと、他のポジションに比べて競争が激しくないからです。
昨今のクラウド技術の発展に伴いAWSを専門とするエンジニアの需要は高いものの、『フロントエンドエンジニア』や『バックエンドエンジニア』に比べてエンジニアの数が少ないのが現状です。
そのため、40歳未経験でも転職を成功させやすいポジションなのです。
そして、AWSに特化したコースを提供している『Raise Tech』では、30代後半〜40代未経験からAWSエンジニアに転身させた実績があります。
RaiseTechに関する評判やメリット・デメリットをまとめた記事もありますので、あわせて読んでください。
関連記事:RaiseTech(レイズテック)のAWSフルコースのメリット・デメリットは?
関連記事:RaiseTech(レイズテック)の評判・口コミは?メリット・デメリットも解説
\ AWSを学び40代からエンジニアへ! /
まとめ:転職保証付きプログラミングスクール(3つ)と対象外の方へのおすすめを整理
おすすめは、卒業後も無期限で教材を閲覧でき、専門実践教育訓練給付制度の対象講座で受講料の70%の給付が受けられる『テックアカデミー』です。
\ 卒業後もカリキュラム見放題! /
プログラミングスクール業界全体を見る限り、転職保証が得られるのは、39歳までなので注意しましょう。
もしあなたが、40歳以上未経験の場合は、40代未経験からインフラエンジニアへの転職実績を持つ『RaiseTechのAWSフルコース』がおすすめです。
インフラエンジニアは、フロントエンドやバックエンドエンジニアに比べて競争が激しくなく、需要も高いため、40代未経験でも十分にエンジニア転職できます。
\ AWSを学び40代からエンジニアへ! /
本記事は以上になりますが、少しでもエンジニアへの転職に興味のある方は、興味を持ったスクールの無料説明会に参加しましょう。無料説明会参加者限定で、割引クーポンなどの特典がもらえるかもしれません。
「なんとなく興味を持った」というレベルでも全然問題ありません。
無料なので失うものは何もありません。まずは、説明会に参加して、1歩踏み出しましょう。
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